たをやめ、時々ますらを

記憶に残るアニメと、忘れられていくアニメとに敬意と愛を示していきたい。

折角だからおすすめアニメを書くよ。

折角ブログを始めたのに「ブログ始めました。」だけでは味気ないのでおすすめのアニメを書くよ。

3つくらい。

大好きなアニメだからブログ慣れしてきた頃にまた個別で書きたいなと思ってるけど、

ちょっとでも興味持ったら見てみてね。

基本的にネタバレなしでいきます。

 

 

トップをねらえ2!

そんなに量見てるわけでもないですけど、

今までに見てきたアニメの中で一番好きなアニメが「トップをねらえ2!」です。

タイトル見てわかる通りトップをねらえ!の続編なんですけど、これだけ見ても十分面白い。

タイトルが「トップをねらえ!2」じゃなくて「トップをねらえ2!」なのはこれ自体が独立した作品であることを表してるよね。

ジャンルはSFの、いわゆるロボットものなんだけど、人間関係(あるいは人間以外の関係)に重きを置いてるから、いわゆるロボットものが苦手な人でも楽しめると思う。

ただロボット含むSF的な要素が薄いかというとそんなことはなくて、ちゃんとSFしてるからSFオタクも当然楽しめる。(SFオタクならまあ見てるだろうけど)

バスターマシン(作中のロボット)がCGと作画であるタイミングで切り替わるんだけど、そこの違いがハッキリしていて見応えがある。CGの重さと作画の軽さがうまく噛み合ってて意味を持ってるのがいい。

ひねたオタクだから「泣ける」みたいな評価は本当に嫌いなんだけど、何回見ても同じところで泣いちゃう。

本当にいいアニメなので是非みんなに見てほしいと思ってるよ。トップとトップ2合わせても12話しかないから、見やすいと思うし、見て。

できればトップをねらえ!から見て。

トップをねらえ2!だけでも完成した作品なんだけど、トップのオマージュも多いし、トップ2のラストはトップ見てるとより感慨が深まると思うので。

トップをねらえ!と合わせてとにかくみんなに見てほしい作品。また別の機会に個別で書くよ。

 

時をかける少女

まあみんな見たことあるよね、って感じ。

毎年7/13には時をかける少女を見ることにしてる。

青春SFだよね。

初公開はぼくが中学生の頃だったと記憶してるけど、かなり衝撃を受けたのを覚えてる。

等身大の主人公で、同じようにタイムリープできるようになったらこんな行動するだろうな、って思う行動をするから入り込んじゃう。

入り込んじゃうからこそ、終盤の痛み、愛、覚悟なんかがダイレクトに直撃する。

ろくに青春しなかったぼくでさえこうだから、ちゃんと青春してきた人にはメチャクチャ刺さるんじゃないかなあって。

筒井康隆の原作『時をかける少女』からも色々散りばめられてるから、読んでるとまた別の楽しみ方もできる。何回でも見られる作品。

まあ金曜ロードショーで見てるよね。

 

コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜

2015年の作品だから見てる人(見てたけど切った人)も多いかもしれない。

大正のあと、昭和でなく「神化」という元号に進んだ日本が舞台。ちなみに「神化」は昭和が決まる前の候補のひとつだったらしい。

「超人」と呼ばれる特殊能力を持った人たちが存在する日本で、それぞれの持つ正義をぶつけ合う、"正義"の物語。

時系列が飛び飛びで、整理しながら見ないと混乱しちゃうところもあるけど、乱れた時間の中で謎が徐々に解けていくカタルシスはこの作品だからこそかなと思う。

現実の日本で言う昭和を舞台にしてるからレトロな雰囲気もありつつ、ビビッドな色遣いとインパクトのあるキャラクターたちがポップさを感じさせてくれる。

昭和のヒット曲を合間合間に挿入歌として使っていて、昭和を生きていないぼくでもある種の郷愁みたいなものを感じる。"歌"もテーマのひとつみたい。

それぞれのキャラクターの苦悩と決意が時間を超えて飛び交うのは、見ていて辛くもあり、楽しくもある。最近の作品だと一番刺さった、でも人を選ぶかもしれないなあ、という作品。実際売れなかったしね。でも好き。できたら見てほしい。

 

 

とりあえず好きなアニメ3本書いてみたから興味沸いたら見てみてね。

なんか内容というより思い入れメインになっちゃったけど。

それにしてもSFだ。