たをやめ、時々ますらを

記憶に残るアニメと、忘れられていくアニメとに敬意と愛を示していきたい。

続・中野四葉は花嫁である

こんにちは、たをやめです。

出ましたね、五等分の花嫁第10巻。

待ちに待った四葉表紙の単行本です。

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かわいいですね。

今回は前回の「中野四葉は花嫁である」の続編です。

前回はこちら。

中野四葉は花嫁である - たをやめ、時々ますらを

 

四葉表紙の単行本が出たということで、単行本のみの要素、表紙と登場人物紹介だけ触れていきます。

考えながら書き連ねているので前回よりもまとまっていません。かなり話が飛んで読みづらいと思いますがご容赦下さい。

 

1.表紙

表紙です。四葉ですね。

四葉の表情ですが、薬指を強調した絵になるのはわかっていたので、もう少し花嫁的なやつが来るかと思っていましたが、ちょっと思っていたのと違いましたね。

表紙の四葉の表情ですが、どちらかといえばネガティブ、「拒絶」の表情に見えます。同じく四葉表紙の5巻でハートを作っていたのとは対照的ですね。

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5巻には四葉とのデート回が収録されていますので万が一未読の方がいたら読んでおいてください。

 

表紙の話に戻りますが、10巻表紙における「拒絶」の表情が何を意味するか考えたいと思います。

7巻以降の表紙は各姉妹がそれぞれウェディングドレスを着て担当の指を強調する構図になっています。

四葉の表情を考えるにあたって、他の姉妹の表情を見ると、

一花…不服

二乃…自信

三玖…驚愕

の表情に見えます。(ここは人によって見え方は違うと思います)

この表情がなんなのか、ぼくは花嫁として(あくまでも現時点で)選ばれた際の表情じゃないかと考えています。二乃と三玖は言うまでもなく、一花は最終的には改心するにしてもかなりあくどいことをやるわけですから、純粋に喜べるかというと不服の表情になるのもわかるかなと、これはややこじつけがいきすぎているかもしれませんが。

 

では四葉の「拒絶」はなにか。

あまり深く考えなくとも第72話 学級長の噂でのこのシーンは印象に残っていますね。
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この発言の意図に関しては諸説ありましたが、ぼくは単純に風太郎に惚れている姉妹がいる以上それを出し抜くことはできないくらいの意味合いで受け取っていました。ただこれも第89話 私と姉妹②において解答が出ました。

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「私は皆のために生きるんだ」という決意ですね。

かつて姉妹を出し抜こうとした四葉が姉妹の優しさに触れて決意をするシーンです。

これ自体は問題ではないのですが、この「皆のために生きる」という決意を反転させると「私は皆よりしあわせになってはならない」という呪いになってしまいます。
前のブログでも触れましたが、5人でいることが四葉にとっての枷になっているということは風太郎も考えています。
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複合して考えれば、四葉は現状「姉妹よりしあわせになってはならない」という枷を(自覚的か無自覚的かはわかりませんが)自らに架している状態だということがわかります。

 

つまり、今四葉がヒロインとして選ばれたとしても拒絶することしかできないのだと思います。それが今回の表紙の表情になっている。というわけです。

 

ねぎ先生の発言でもあるようにこれからの五等分の花嫁は風太郎が花嫁に惹かれていくところが描かれます。その中で風太郎が四葉の"枷"を解き、四葉が自分をヒロインとして認められるようになっていく。そういう美しい物語が見られます。楽しみですね。

 

 

2.登場人物紹介

登場人物紹介ですが、見た瞬間にああやっぱりと思いましたね。

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「お気に入りのスポットはブランコ」

前のブログでも一番に触れた内容ですが、ブランコは四葉のストーリーの根幹に関わるアイテムです。ですからお気に入りのスポットがブランコであること自体に驚きはないのですが、重要なのはこの巻の表紙が四葉であることです。

四葉が表紙の巻の登場人物紹介で、この重要な情報を提示してくれるというのは、決して偶然ではないと思いますね。

四葉のウェディングドレスとブランコの話が同じ巻でクロスするわけですから、これはもう決まりでいいと思っちゃいましたね。

 

 

今回は以上です。

考える部分が多くないので比較的短くまとめられましたね。多分かなり読みづらい文章に仕上がっていたと思いますが読んでいただいてありがとうございました。

今後の四葉のヒロインムーブに期待していきましょう。

それでは。
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