たをやめ、時々ますらを

記憶に残るアニメと、忘れられていくアニメとに敬意と愛を示していきたい。

五等分の花嫁〜彼女と交わす五つの約束〜とかいうゲーム

遂に出た。五等分の花嫁ゲーム3作目。

23年9月7日発売。

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1作目と2作目の感想も過去に書いている。

五等分の花嫁∬〜夏の思い出も五等分〜とかいうゲーム - たをやめ、時々ますらを

映画五等分の花嫁〜君と過ごした五つの思い出〜とかいうゲーム - たをやめ、時々ますらを

 

 

結論から言うとかなり良かった。

五等分の花嫁ファンならまずプレイして間違いはないと思う。

 

ゲームのストーリーは、大学1年の夏に風太郎と各姉妹がデートして仲を深める、大学4年に飛んでプロポーズをするという感じ。

(ゲーム2作目で各姉妹と付き合っているifに入っているので、その続編)

 

このゲームシリーズの例に漏れずイベントスチルがとてもかわいい。

(2作目からスクショが撮れなくなっているので、各々自分でプレイしてもらうしかない)

 

あとデートスポットがお台場、浅草とみなとみらいエリア(元町・山手・中華街を含む)なので、みなとみらいキッズの僕は全部の背景の場所がわかるので非常に楽しめた。お台場キッズ、浅草キッズの諸兄も同じように楽しめることと思う。

 

五等分のゲーム1作目は本当にプレイが苦痛なゲームだったが、2作目以降は良くなっているし今作は本当に良かった。良かったからブログ記事も大して書くことがない。

 

一応特に良かった部分を挙げておく。

・五つ子がとてもかわいい

・大学生の五つ子が見られる

・五つ子の色々な髪型・衣装が見られる

・カフェなかの開店のときの話が読める

・おじいちゃんの旅館に行く話が読める

・五つ子がとてもかわいい

 

気になった点

・ボリュームが少ない(完全コンプまで10時間はかかっていない)

・2作目をやってる前提で2作目の思い出の話が出てくる

・1作目/2作目をやっていないと見られないサブストーリーがある


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前作、前々作と同様にしっかり全エンディングと全CGのコンプをした。

やって損なしのゲームと言っていい。

クソバカ1作目からよくぞここまで来たもんだ。

 


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五等分の花嫁∽が9/10に前後編放送、11日以降はdアニ、primevideo等で配信されるので万が一劇場に行かなかったバカは観ておくように。

私とある男子②の映像化は悲願だった(むしろ無いのが意味不明だった)だけに感涙ものではある。

 

 

 

 

また五等分の花嫁に何か動きがあったらこのブログもまた動くかもしれない。

それでは。

五等分の花嫁∽先行上映を観てきた

五等分の花嫁∽先行上映を観てきた。


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今年の夏にテレビでやるらしいけど、仮にも五等分の花嫁ファンを公言してきている以上劇場で観ないわけにもなあ、と思ったので重い腰を上げて観に行ってきた。

 

アニメシリーズと劇場版とでカットされていた原作エピソードを映像化するということで、まあ変なことにはならないだろうと思ってはいたし、劇場版もありえないシーンカットがあった以外は概ね満足だったので、ありえないカットされたエピソードとかも観られたらいいなあという感じで映画館に赴いた。

基本的に声優には興味がないのでそれを目的にはしなかったけど、観に行く時間帯的に舞台挨拶のライブビューイングがついてるやつがあったのでそれを購入。始まる前にグッズをいくつかと豪華版のパンフレットを買って、特典色紙をもらってスクリーンに。


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あとから確認したら特典色紙は四葉だったので良かった。五等分の花嫁展でもらった四葉の入場色紙の隣に飾った。

 

良かったところは、映画五等分の花嫁を見たときに一番不満だったところ―原作11巻のエピソードがほとんど飛ばされていたところ―が補完されていたこと。

特に映画五等分の花嫁の感想を書いたときにここがないの流石にありえないと書いていた3つのシーンは全部あった。流石にね。

映画五等分の花嫁を観てきた - たをやめ、時々ますらを

 

作画も問題なかったし、四葉のブランコのシーンも映像で観られたから概ね満足という評価。

 

強いて気になるところを上げるとすればアニメーション制作がシャフトなので、若干シャフト味が出ちゃってる。これは好みの問題だからそれが良いって言う人もいるかもしれないけど。

あとエピソードいくつか詰めててかつ順番入れ替えてるから若干のぶつ切り感があって一本の映画として観ようとしたときに違和感はあったかな。

 

舞台挨拶は特に調べずに行ったけど、竹達と伊藤美来だった。どうせなら佐倉綾音の回(あるなら)調べていけばよかったなとは後で思った。

まあメインではないのでそこはオッケー。

特別変わったところはない普通の舞台挨拶だったけど、竹達が「四葉のブランコのシーンが無かったのはおかしいと思ってたからできてよかった」みたいな事を言っていて、そらそうだよな、とはなったかな。

 

全体として、観て損はしないし、それなりに満足感もあるから、五つ子が好きなら先行上映期間に映画館に行くのはありだと思う。でかいスクリーンで五つ子が動くし、プールのエピソードがある。絶対観たほうがいい!とまでは言わないけど。

 

 

 

ちなみにまた五等分の花嫁のゲームが出る。f:id:tawoyamebully:20230716144804j:image

1作目には死ぬほど苦しめられ、2作目はそこそこ満足させてもらった。

3作目はどうやら2作目の続編で、それぞれの姉妹と付き合って大学1年生の夏休みだそうだから、普通に楽しみではある。

過去作をやっていない諸兄におかれては、1作目と2作目もプレイ後に感想記事を書いているので、参考にされたし。

五等分の花嫁∬〜夏の思い出も五等分〜とかいうゲーム - たをやめ、時々ますらを

映画五等分の花嫁〜君と過ごした五つの思い出〜とかいうゲーム - たをやめ、時々ますらを



 

これを書く前に映画五等分の花嫁の感想記事読み直したけど、最後が去年の五等分の花嫁サンリオコラボショップの話だった。今年の五等分の花嫁サンリオコラボショップはぐでたまメインでまたこれもかわいかった。
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もう終わっちゃったけど。

 

 

次の記事は五等分の花嫁ゲーム第3作の感想記事になると思うので、暇な人はまた読みに来てほしい。

 

それでは。

 

 

 

映画五等分の花嫁〜君と過ごした五つの思い出〜とかいうゲーム


映画五等分の花嫁〜君と過ごした五つの思い出〜とかいうゲームをやった。22年6月2日発売。

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事前情報をほとんど入れずにプレイしたけど、前作にかなり苦しめられた記憶があったのでめちゃめちゃ気が重かった。

僕が苦しんだ記録も残してあるので暇な人は読んでくれ。

五等分の花嫁∬〜夏の思い出も五等分〜とかいうゲーム - たをやめ、時々ますらを

 

 

ゲームの感想を書いていくけど、当然のことながら五等分の花嫁原作のネタバレが含まれるので、(当然そんな人はいないとは思うが)まだ五等分の花嫁を読んでも観てもいない人は読まないでほしい。

万が一そんな人がいたらこんなブログを開いていないで今からそのスマホでもパソコンでもいいけど電子書籍で五等分の花嫁を買って読め。

 

 

 

 

 

 

結論からいうとまあよかった。

苦痛になる要素がほとんどなく、スムーズにプレイできた。ゲームとしてはすごく簡単でプレーンなギャルゲーという感じ。

アニメのキャラゲーなんてそれでいいんだよなあ。どうして前作はこれができなかったのか。

 

話としては風太郎と五つ子が卒業旅行に行く話。

最初にヒロインを選ぶ選択肢が出るんだけど、風太郎が最終的にそのヒロインを選んだifストーリーになる。


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つまり各姉妹とそのファンの救済ゲームってことになる。

僕は正ヒロインであるところの四葉が好きなので別に救済されなかったけど。

 

このゲームの最大のいいところは各姉妹と付き合ったときの各姉妹の振る舞いが見られるところだなあと思う。

 

僕は一度ぼくたちは勉強ができないがマルチエンディングだったときに暴れたことがあるけれども、原作の外部でifルートが描かれるのは別に嫌いじゃないというかむしろ好きな部類に入るので、全然良かった。

 

僕は四葉が一番好きだけど他の姉妹が好きじゃないわけじゃないので、これはかなり楽しかった。

特に原作では風太郎に惹かれつつもそれを自覚する前に結論が出てしまった五月が風太郎の想いを受け止めて少しずつ受け入れていくところが見られたのは五等分の花嫁オタクとして本当に満足できた。

 

不満点はいくつかあるけど、基本的に五等分の花嫁ファンならやって損しないゲームなのかなと思う。前作との差が酷いな。

 

各姉妹と付き合って卒業旅行でひと悶着ありつつも基本いちゃつくゲームなので、ゲーム性みたいなものはあんましないけど、これでいいんだよなあって感じを常に感じながら遊べた。

僕は声優興味ないからあれだけどフルボイスだし。中野家の五つ子の新曲も2曲あるしね。

 

 

全体的にはよかったけど不満点が2つほど。

 

1つは基本的にスクショが撮れないこと。最初の各姉妹への告白パート以外全くスクショが撮れない。ボロカス言った前作もイベントスチルがかわいくて、それのスクショを撮って満足するってことができたんだけど、今作は何故かできなくなっている。イベントスチルどころか普通の会話パートも一貫してスクショが撮れないので、四葉がサメ映画の話ししてるシーンとかも残せなくて残念だった。前作と比べて悪くなってる唯一のポイント。

まああんまり内容SNSに載っちゃうとやらんでええわになっちゃうからしかたないのかも。

 

2つ目はボリュームがマジで少ないこと。寝てる時間とかも含めて一日かかっていない。ぶっ通しでやれば半日かからないと思う。

せっかくifルートやるんだからもっといちゃつくところ見せてくれよ。もったいないよ。

 

 

 

 

 

不満点は挙げたけど、キャラぶれもほぼないし、五つ子はかわいいし、イベントスチルもいいのあるし、何より付き合った場合の五つ子がそれぞれ個性あって素晴らしいし、ちゃんと五等分の花嫁のゲームしてていいじゃん。ってのが感想かな。

 

満足でした。ごっそさん。

 

五等分の花嫁オタクと各姉妹のファンはまあやったほうがいいよ。まさかあの前作の次にこれが生まれるとはね。

 

 

 

 

僕はちゃんと全エンディングと全CG回収までやりました。


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あと22年6月9日まで五等分の花嫁サンリオコラボショップやってるからオタクは行ったほうがいいよ。グッズありえないほどかわいいので。それでは。


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映画五等分の花嫁を観てきた

おおよそ一年ぶりくらいのブログ記事になるが、まあ案の定五等分の花嫁について。いつも通り乱文になると思われるので、整った文しか読めない方はブラウザバックしてくれ。

 

五等分の花嫁アニメの完結編として2022年5月20日から映画五等分の花嫁が上映している。

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TVアニメの完結編を劇場版でやることに対して基本的に否定的な意見を持っている上に、中火〜強火の原作厨である僕はアニメ五等分の花嫁に対してやや反感を持っていたために、オタクとしてはありえないことに公開から3日も経過してから重い腰を上げて映画館に赴いた。当然といえば当然なことに、特典の五等分の花嫁14.5巻は既に枯れていた。

(14.5巻に収録されている特別読み切りはマガジンで読むことができたので、なんとか耐えることができた)

マガポケアプリで単話でも買えるので、万が一読んでいない方がいれば読むように。

 

 

 

映画の内容としてはアニメ2期の続編で、コミックスでいう11巻から最終巻まで。

 

全体の感想としては、ちゃんと映画としてまとまっていたしまあちゃんと良かったよ。という感じ。何よりデカいスクリーンで動く五つ子(特に四葉)が見られるのは映画こその良さだなあと観ながら思ったね。

せっかくなので、観たての気持ちが冷めきらないうちに良かったところと気になったところだけ残しておこうかなと思う。

 

 

【よかったところ】

・デカいスクリーンで五つ子が見られる

これに関してはマジで映画でやる最大のメリットと言える。画面もデカければ音もデカい。こればっかりはテレビで見るのとは感覚が大きく違うので映画館に行く価値を見出すとしたらここ。特に終盤は四葉がかわいいのでかわいい四葉がデカいスクリーンで見られるのは大変満足度が高い。

 

・一本の映画としてそれなりにまとまっている

それなりに長い(2時間超え)の映画にはなっているけれども、12巻から14巻までの内容を割としっかりまとめているなあという印象だった。ある程度原作をカットしてテンポが悪くなりすぎないように作ってるんだろうなと思った。(これは気になったところにも通ずる部分でもある)

最悪これだけ観ても(まあそれもどうかと思うけど)楽しめる可能性すらあるのはいいところだと思う。

 

・アニメシリーズの流れを崩していない

上述の通り一本の映画としてそれなりにまとまっているというのに加えて、零奈(五月)関連の話がアニメシリーズでは割と省略されていたこともあり、映画でもその辺は引き継がれていた。

原作を意識しすぎていないことでアニメのみ視聴している層でも違和感なく受け入れられる内容になってたように感じた。

 

・エンドロールが良い

エンドロールが良かった。これから観に行く人もいるだろうから詳細は省くけれども、エンドロールも結構見入ってしまった。

僕のようなエンドロール眺めるのが好きなオタクにも嬉しい演出。

 

 

【気になったところ】

・引きのシーンの作画

引きのシーンの人物の作画が怪しい。流石にアニメ1期レベルではないけど。

キャラのアップのシーンはしっかりした作画でちゃんとかわいいのに、引きになるとちょっと気になるところが多かった。まあ明らかに崩れているわけでもないので僕が過敏なだけかもしれない。

 

・ありえないシーンカット

良かったところでまあまとまってたよみたいなことを書いたが、11巻の内容は半分以上スキップされていると言っていい。これの何が問題かというと、

「あんたを好きって言ったのよ」の次にかわいい二乃(当社比)のシーン


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終盤に繋がる五月のシーン


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なんかがすっ飛ばされている。

まあこのへんは最悪本筋外だから仕方ないにしても、

四葉のこれ


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までカットされているのは流石にありえないよと思った。

アニメ2期で風太郎と武田がブランコで話をするシーンもカットされていたし、五等分の花嫁アニメ制作陣はこの作品におけるブランコのシーンの重要性を理解していないとしか思えない。

 

四葉のリボンの色

これに関しては別に間違いではないのだけど、大人四葉がリボン捨てるシーンのリボンの色が緑だった。いや、四葉のリボンって緑じゃんじゃないんだよな。

まずこれを見てもらいたいんだけど、


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四葉の緑色のリボンって原作だと黒で塗られてるのよ。

ほんでこれ
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カラーページの大人四葉のリボンは白なわけ。

でこれ
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大人四葉がリボン捨てるシーンのリボンは黒塗りされてないから当然白なわけじゃん。

でも映画では緑だったんだよ。

じゃあ間違いかって言うとそこが一番ややこしいところで、これ


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フルカラー版だと緑なんだよなあ。

フルカラー版の彩色をねぎ先生がやってるわけじゃないと思うので、多分本来は白が正しいと思うんだけどあと思うなどしていた。何が正解かはわからないんだけど。

これに関しては本当に殆どの人にはどうでもいいことだと思うけど。

 

 

 

 

総括すると、基本的に気になる部分は五等分の花嫁オタク故のところだったので、普通に五等分の花嫁が好きみたいな人は観に行って全く損をしないと思う。

 

ただ、基本的に客層が若い。中高生オタクに主にウケている作品だからだと思うけど、レイトショーで行ってもなんか若いぞと感じたので日中(特に休日)行くとガチで中高生しかいないような気がするのでそのへん気になる人は気をつけたほうが良いかもしれない。

我々のようないつまでもオタクやってるような人種は中高生オタクをバカにしがちだけど、基本的に自由になる金が多くない中高生オタクに金を出させるだけの作品だということを感じて、僕は少し嬉しくなったりした。

 

 

五等分の花嫁に関するブログもまあぼちぼち終わりだなあと思っていたりするが、実はまだ特大のやつが残っている。


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五等分の花嫁のゲームがまた出る。

前作はまあまあの五等分の花嫁オタクである僕をもってしてもめちゃくちゃ苦しめられた悪夢のようなゲームだった。

どのように苦しんだかは下の記事に詳しいが、とにかく苦しんだ。

五等分の花嫁∬〜夏の思い出も五等分〜とかいうゲーム - たをやめ、時々ますらを

新作は卒業旅行とのことで死ぬほど苦しめられた勉強パートはなさそうでとりあえず一安心はしているが、油断できない。

多分これについても完クリしたあとに記事を書くと思うので、僕のブログが好きな奇特な諸兄は楽しみにしておいてほしい。

 

 

アニメ五等分の花嫁の完結を祝して。

五等分の花嫁∬〜夏の思い出も五等分〜とかいうゲーム

「五等分の花嫁∬〜夏の思い出も五等分〜」とかいうゲームをやった。

まあまあ文句を書きたいので万が一このゲームの大ファン(いるのか?)がこれを見ていたらブラウザバックを推奨する。

 

 

「五等分の花嫁∬〜夏の思い出も五等分〜」はNintendo Switchで発売されたゲームで、 

夏休み。五つ子のプライベートアイランドに招待される風太郎と、妹のらいは。五つ子と二泊三日のバカンスを送るはずが、突然の嵐によって、2週間の無人島サバイバル生活に!?果たして、五つ子たちとのハラハラドキドキの無人島生活の行く末は……!

とのこと。マルオは島も持っているらしい。

 

3年生の夏休み頭なので、原作だと風太郎は引きこもって勉強してる時期だが、まあアニメだとそこまで行ってないしゲームだしifということでいいんだろう。

オタク的には気になるところである"正史かどうか"に関しては解決した。別にやらなくてもいいゲームであることもわかった。

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僕は五等分の花嫁のファンではあるものの、基本的に原作以外のものを信用していない。

実際アニメ1期はクソだったし……(2期にもまあまあ文句はあるけど1期と比べれば100倍マシ)

 

アニメ2期終了に合わせて出たこのゲーム、なんと驚くべきことに超ビッグタイトルであるところのモンスターハンター最新作の前日に発売された。なんの勝算があったんだ……

※ドラマCD5枚付きの限定版も出ているため、強めの原作厨でなければ買う価値はある。僕はドラマCDという物自体が好きでない上に原作厨なので買わなかった。

もちろん僕も発売日からモンハンをやっていて、モンハンが一段落ついたからこのゲームを始めたわけだ。

 

***

五等分のゲームは実は初めてではなく、ひっそりとアニメ2期までのつなぎとして、「五等分の花嫁 五つ子ちゃんはパズルを五等分できない」というソシャゲが出ていた。

このゲームも実に酷くて、ソシャゲによくある重課金のパズルゲームなのはまだいいとしても、サービス開始当初は五つ子に装備してパズルを有利にすすめるためのシーンカード(これをガチャで引く)がありえないことにすべてアニメ1期の切り抜きだった(アニメ1期!?!?)。

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久しぶりに開いてみたらアニメ2期の切り抜きと描き下ろしが増えていた。まあ原作絵のものはないんですけど。

***

 

 

話を戻して「五等分の花嫁∬〜夏の思い出も五等分〜」について、諸々の理由によってかなり気は進まなかったものの、一応作品のオタクとしては流石にやっておかないとなと思って手をつける運びとなった。

 

冒頭に載せたあらすじの通り、五つ子と2週間無人島の別荘で過ごすゲームで、五つ子の学力を上げたり食料を確保したりする共通の育成パートと、育成パートでの好感度の状況によって分岐する個別ルートがあり、個別ルートは五つ子、らいは、全員にノーマルエンドとグッドエンドで全14エンドある。

当然1周目からになるが、僕は四葉の攻略から始めることにした。普段僕はギャルゲーをプレイする場合、全員攻略する前提で優先度の低いキャラクターから攻略する。ショートケーキのイチゴは最後に食べるタイプだ。

ただ、このゲームに関しては何周もできる気がしなかった。だから最優先の四葉から始めたというわけだ。不味いケーキでもイチゴは多分うまい。

 

このゲームを何周もできる気がしなかった理由の大半が個別ルートに入る前の育成パートにある。これがこのゲームを最悪にしている元凶といって差し支えない。

 

詳しくは公式ホームページを見てもらいたいが、下の画像にある通り育成パートではスケジュールと食事を繰り返して五つ子の学力を上げていく。全員の学力が一定に達していれば第2部の個別ルートに行けるという仕組みになっている。

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http://5pb.jp/games/5hanayome/system/index.html

 

なんとこの育成パート、無人島で過ごす14日間の内12日を占めている。おいおい……

つまり個別ルートは14日の内2日しかない。そこが重要なんじゃないのかよ。


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さらに言えばこの育成パート、クソほど面白くない。五つ子に勉強やら食料調達やらを指示して、飯を食って、合間に少し会話が挟まる。たまに好感度によってイベントが起きる。だけ。これをただただ繰り返すだけ。ゲーム内の時間の大半を。しかも1日3回。まともな精神では耐えられないだろ。

 

で、この苦行のような育成パートを突破すると個別ルートがはじまる。やっとか。

適当にやっても五つ子は下の画像のような秀才集団になるので、育成パートが難しくてゲームとして深みが出て面白くなるってことも特にない。普段ゲームをやらない人にも安心!

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ここまでボロカス言ってきた育成パートにも少しだけオタクをニッコリさせるところがあった。

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わかるかな?


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コミックスのキャラクター紹介の小ネタが拾われている!いいじゃん!とこの会話が出たときはテンションも少し上がったりした。チョロいオタクだ。

 

 

で、育成パートがやっと終わって、個別ルートに入るとまあ普通のギャルゲーみたいなゲームになる。もう育成しなくていいんだ……!

 

個別ルートはそんなに悪くない。イベントスチルもいいものもあるし、アニメの進行度や原作なんかとの兼ね合いもあるから本筋には触れられないものの、大きなキャラ崩壊もなく、それぞれの内面に少し触れられるようになっている。全パートこれならまだ良かったのに。


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特に二乃のイベントスチルは可愛すぎるものが多い。

 

 


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最終的には全エンドコンプリートすることになったが、正直ゲームとして面白いという評価はできない作品だった。

五等分の花嫁といえば、主人公の風太郎が五つ子の家庭教師をすることを通して絆を作っていく作品だから勉強要素を組み込んだんだろうけど、これが最悪の結果を生み出してしまった……育成パートさえなければニコニコプレイしてそれなりに満足できたはずなのに……

 

総評としては、個別ルートはそんなに悪くないけどそれ以外が酷いという感想になった。悲しいね。

完全にフルボイスで五つ子がめちゃめちゃ喋るので、声優ファンとか五等分のアニメファンはやってもいいかもしれない。曲も新規だしね。

 

少しでもニッコリできる部分もあったから、僕としてはまあ良しということにしておきます。

アニメ3期も決まってまだ終わらない五等分の花嫁、みんなも応援しようね。

 

 

 

あと五等分の花嫁作者の春場ねぎ先生が現在週刊少年マガジンで連載中の『戦隊大失格』も読もうね。

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それでは。

ぼくたちは勉強ができないのマルチエンディングに物申したいだけ

オタクは激怒した。必ず、かの邪智暴虐の作者を除かなければならぬと決意した。オタクには漫画がわからぬ。オタクは、村のキモオタである。アニメを見、漫画を読んで暮して来た。けれどもクソエンドに対しては、人一倍に敏感であった。

 

賛否両論が噴出している『ぼくたちは勉強ができない』のマルチエンディング採用について、"否"サイドの立場から物申したいだけの記事。歓迎しているオタクがいるのもわかっているし、その気持ちもわからないでもないけれども、これに関してぼくは断固としてNOの立場から物申したい。あくまでも個人の意見であることはご承知頂きたい。あと半ギレで書き殴っているので論理の破綻、文章の破綻は勘弁してほしい。

 

先に言っておくとぼくは『ぼくたちは勉強ができない』に関してさして思い入れはない。連載1話からなんとはなしに全話読んで、アニメも一応見ていた程度なので特別ファンというわけでもない。

じゃあ何故わざわざ物申しオタクになっているのかといえば、「五等分の花嫁もマルチエンディングでやるべきだった」などというクソバカ共が愚にもつかない脳みそがあるとは到底思えない主張をしているのがツイッターで散見され、ブチギレたためである。

 

賛成派の意見は見たところ大別して2つ、「自分の推しヒロインの幸せなところが確実に見られる(全ヒロインが幸せになれる)なんて最高」「ギャルゲーでもルート分岐はあるんだからラブコメ漫画でやるのも自然」のように見受けられる。これは両方とも決して間違ってはいないと思うがシンプルにぼくは受け入れられない。以下理由。

 

 

・全ヒロインが幸せになれる

これは非常にわかる。幾多の選ばれなかったヒロインを応援してきた身としてもすごくよくわかる。自分の好きなヒロインに幸せになってもらいたい、とても自然なオタク感情だ。

ただ、選ばれなかったヒロイン達が選ばれなかった故に選んだ道、覚悟、決意はどこにいってしまうのか。選ばれなかったからこそ得られたもの、選ばれなかったからこそ選べた道を根こそぎなかったことにして、はい別のルートでは幸せになれましたではあまりにもかわいそうすぎる。彼女たちの決意は無意味なものか?

ぼく勉で言えば文乃の涙は何だったんだってなるだろ。

あと、全員が特別になるってことは誰も特別にならないのと一緒だと思うよ。一人一回一位になるまで走る徒競走みたいなそんな勝利価値ないでしょ。

 

・ギャルゲーはルート分岐がある

これに関しては漫画でやるのと全く意味が違うと考えている。

ギャルゲーの主人公は基本的にはプレイヤーの選択によって行動を決定する。つまり主人公はプレイヤーの分身であると言って言い過ぎではないと思う。すなわち、行動の責任はプレイヤーに帰属する。特定のヒロインを選ぶのも、特定のヒロインを選ばないのも全てプレイヤーの責任になる。上で述べた選ばれなかったヒロイン達が選ばれなかった時に選んだもの、それを無駄にするのもそれを尊重して他のルートをやらないのも、全てプレイヤーが責任を負う。

漫画は違う。意志を持ったひとりの主人公が読者とは別のところに存在していて、彼が責任を持って選択した道がその漫画のエンディングにつながる。漫画でマルチエンディングをやることは、主人公から意志を奪い取ることだと思っている。主人公が自らの考えで選んだ道はどうなる?シナリオの奴隷だ。

漫画にはギャルゲーと違って責任を取るプレイヤーはいない。ただ複数のヒロインに毎回別のルートでいい顔をする主人公がいるだけになる。好きになれないだろ、そんな主人公。

 

うるかエンドで漫画は終わらせて、ゲーム化してifルートで各ヒロインをやるんだったらよかったのにね。

 

 

まあぼく勉に関してはそれなりに売れているわけだし多分無茶苦茶になりすぎない範囲で引き伸ばす手段としてマルチエンディングが採られたっていうのもなくはないだろうし、それぞれのヒロインのファンに配慮するっていうのもあったんだろうと思う。ぼくは嫌いだけど絶対にやっちゃいけないやり方でもないとは思う。ぼくは受け入れられないけど。

 

 

とにかく五等分の花嫁がマルチエンディングにならなくてよかった〜!おわり!

ありがとう五等分の花嫁

ありがとう、五等分の花嫁。

 

ブコメでヒロイン考察なんてしたのは初めてだったし、一人のヒロインにこんなに入れ込んだのも初めてだったし、その入れ込んだヒロインが自分ではない主人公と結ばれるのをこんなにも願ったのも初めてだった。

 

上杉風太郎と、中野四葉と、四人の姉妹と、春場ねぎ先生はぼくに新しいものを見せてくれた。

この素晴らしい作品のフィナーレに立ち会えたことはぼくにとってかけがえのない経験になると思う。

 

ありがとう、五等分の花嫁。

 

多分無理だと思うけど、これ以上のラブコメに出会えることを祈って。f:id:tawoyamebully:20200219213230j:image

 

 

キモオタクのもっとキモい感情の爆発を見たい方はこちら

http://tawoyamebully.hatenablog.com/entry/2019/12/04/211230

 

 

 

 

 

 

 

次回、たをやめの五等分の花嫁記事最終回!